20100920 利島
第34回撮影会

利島は、情報がまるでない上に、下見が出来なかったし、新島ではあまりいい話を聞かなかったので(笑)もしかしたら何もないのかも、と思って訪れたのですが、着くなりそんなすべてを払拭する程に利島という島は、とても魅力的な島でした。小さいけれど勾配のきつい山のような島なので、どこに行くにも急な坂を上って行くことになります。そんな集落では、おそらくひとつひとつ人々の手によって丁寧に積み重ねられたであろう丸石の石壁があって、そしてそんな集落を越えると、山そのものが椿と言っても過言でない程に、島全体が椿で覆いつくされています。椿の樹がつくり出す木漏れ日なんてなかなかお目にかかれることは出来ませんが、ここではそれが日常です。花が咲いたらさぞかしきれいなのでしょうね。そしてこの島は漁場にも恵まれているようで、とても豊かな島でもあるようです。そして、島の人々は本当にみんな親切で優しい人でした。だから、どこを撮っても、とてもあたたかい印象がそこにありました。そして、その写真の中にはとてもゆったりとした時間が流れています。東京にも、こんな時間の流れがあるところがあるのですね。とにかく、すごくいい島です。個人的には、椿の咲いている時に必ずもう一度行きたいと思っています。その時は皆さんにも声をかけますので、椿の下でお花見しませんか。

菅原一剛
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