亜細亜西洋風画 Combining painting of Japan and asia

by omolo.com

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むかし東洋に西洋風画という様式があった。
近世から現代にかけてのアジアと日本の洋風絵画。

初めのほうは概念の紹介という意味もあり日本の洋風画に直接かかわらない作品もあります。洋画=油絵という観念ではありません。

東洋人による西洋のイメージや技術
西洋人による東洋のイメージや技術

宇宙人とお化け
その場所に居そうにないのにいるのが宇宙人
その時間に居そうにないのにいるのがお化け
外部の他者が宇宙人
内部の他者がお化け

犬の鳴き声は「ワンワン」とか「BOW BOW」とかいわれる。犬が違うわけではなく認識が違うだけ。

関連ありそうな作品と比較しながらスライドショーで見ることも出来ます。

■年号メモ
 江戸時代 (1603 - 1867)
 明治時代 (1868 - 1912)
 大正時代 (1912 - 1926)
 昭和時代 (1926 - 1989)
 平成時代 (1989 - )

■洋風の絵を見るポイント
 ・画材や技法の習得
   油絵具、銅版画、ガッシュみたいもの、当時の新しいテクノロジー
 ・見え方
   直射光稜線反射光で捕らえる量感、投視法、モダンな色面処理など
 ・モチーフ
   当時日本に存在しないもの存在するものの選択
 ・民衆を発見。民衆の発見。(近代化)
 ・展示方法(作品の成立)
 ・メインカルチャーの不在(アジアの現象)

■洋風絵画以前
ドメスティクな様式として大和絵や山水画、琳派と、外来的な中国風の様式の折り合いがあった。

■洋風絵画以前
コンテンツとして西の文化を東洋の文化が受け取る時代から、更に、印象派とかシュールレアリズムとか細分化した文化として、ローカルな場所やグループで受け取っていくことで、西洋風というカテゴリ自体解体されていきました。

■大きな物語と小さな物語
大きな物語のイメージはファンタジーが多くリアリズムが欠如しています、小さな物語のイメージはその逆も言えます。

■参考文献
 世紀の祭典万博博覧会の美術 (カタログ)
 未完の世紀:20世紀がのこすもの (カタログ)
 再考近代日本の絵画美意識の形成と展開 (カタログ)
 漫画に描かれた明治大正昭和 / 清水勲(著) 教育社
 ワーグマン日本素描集 / 清水勲(著) 岩波文庫
 近代日本の水彩画 / 酒井忠康(著) 岩波書店

(メモ:258)

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