SEV project
SEV の 意 味
SEV とは、「ソフト・エネルギー・ビィヒクル(Soft Energy Vehicle)」の略称で、
人力で得るエネルギーを基本として活用し、移動とものをつくる為の工作機能をあわせ持った乗り物のこ とである。
この車両を駆使して旅に出て、人や場所、もの等との出会って行くことをプロジ ェクトとして構成して行きます。
日頃の美術家としての作為性から距離を置き、 そこでの様々な出会いから、ものをつくる事と向き合ってみると言うのがひとつの目的であり、このプロジェクトを始めるきっかけと成った問いに対するアプローチです。

SEV の 構 造
大 きさ、全 長 3 . 4 m、 全 幅 1 . 3 m 全 高 1 . 6 m 重量 約 220 kg 。
1 人ないし 3 人の脚力を動力源として走行する車両です。この人力動力は、移動式工房の工作機械 を動かすための動力ともなっています。
基本的には自転車のペダリングと同じ運動になるのですが、ペダルから得た回転力をいったん弾み車の回転に蓄えてから後輪に伝え、走行して行きます。 弾み車は、車体中央の床下に水平に設えてあり、この弾み車の慣性力が、漕ぐ力と走行や工作に必要な力の需要に対して緩衝し、コンスタントなペダリングで走行できるように働きます。弾み車の錘に は、ペットボトルに水を入れたものを使用します。これは旅を支える飲料水にも成ります。
前進後進 6段ずつの変速機を装備し、回転し続ける弾み車の動力は、バイクの様に右手で操 作するクラッチレバーを介し、伝動を on/off させる。
ペダルを踏み続けることをのぞけば、操縦は、ゆっくりと走るオートバイのような感じになります。
通常巡航速度10~15km/h ぐらいを考え ています。

SEV の 活 動
プロジェクトの周知と共に SEV の可能性を検証し、活動にフィードバックして行きながら、旅の候 補地のリサーチから始めて行きます。
展開するにあたり、核となる受け入れ先があるのが望ましく思います。その為、協力者にご理解をいただくのに必要な運用の要件なども検討し、情報として整 えて行きます。
移動式の工房の効能は、ものを直したりつくったりと言うことがすべてではありません。
ものづくりを介した「場をつくること」も重要です。小さな井戸端会議から、計画的に開くワークショップ や、トークなどの交流の拠点にもして行きたいと考えています。
次に、工作機能ですが、木工工作、切断やドリルによる穴あけ、グラインダ ーによる研磨などの機 能、また、縫製用のミシンも備えます。
想定している作業は、家具の修理や簡単な DIY で棚を掛けたり、コマやオブジェをつくったり、布を使ったものづくりと多様です。
出会った機会の中で、可能なこと、求められることを行ってゆく予定です。
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